みなさん、こんにちは。
向陽台高校校長の和泉秀雄です。
師走も押し詰まり、あわただしい日々をお過ごしと存じます。
もう間もなく令和元年も幕を引こうとしていますね。
新しい年への期待もふくらんでいることでしょう。。
さて、この度、向陽台高校は
Webマガジン『向陽台通信』を配信することになりました。
学校でのさまざまな行事や独自の授業をはじめ
本校に関わる人たちの声を随時お届けしていきます。
向陽台高校は、先のオリンピックが開催された
昭和39年(1964年)に産声を上げました。
当時、本校は、中学を卒業して全国の紡績工場で働く
女子従業員のための広域通信制高校でした。
いわば、企業内「勤労学園」として誕生したのです。
つまり、向陽台高校の55年にわたる歴史は、
社会との深いつながりの中からはじまったと言えます。
今、高等学校は、大学に行くための予備的教育機関、
あるいは働くための猶予教育機関となっているように感じます。
その結果、社会とのつながりが薄れ、閉ざされた中で
学習が進められているように思うのです。
時代は、ドラスティックに変化しています。
この急激な時代の変化に適応するには、
再び、社会と深くつながるような学校づくりが
求められていると考えています。
社会につながる高等学校をめざして
この想いを胸にしっかりと刻んで、進んでいきたい…。
それに向けた動きを『向陽台通信』でお伝えしていきます。
どうぞ、末永くおつきあいください。
よろしくお願いいたします。
向陽台高校 校長
和泉 秀雄