日本文化論「五七五の世界」
生徒俳句作品集

2020年11月17日(火)から12月15日(火)まで日本文化論「五七五の世界」のスクーリングが行われました。
このスクーリングでは、実際に俳句と川柳を生徒たちに詠句してもらい、
句をつくる楽しさを実体験してもらいました。
そのスクーリングの中で詠まれた俳句の自選作品集を音楽を添えた動画でご紹介します。


Author: koyodai-tsushin

2 thoughts on “日本文化論「五七五の世界」
生徒俳句作品集

  1. 明けましておめでとうございます。卒業生の藤里です。
    俳句歴3年の私がここ最近詠んだものです。

    俳号:藤咲大地
    兼題「オセロ」
    ・白黒のオセロ深夜の雪化粧

    兼題「たまご」
    ・冬朝や箸刺す卵黄の血玉

    兼題「プレゼント」
    ・ポストには喪中一枚雪の暮

    その他
    ・名で呼び合ふ仲となりけり冬林檎
    ・焼き立ての全粒粉パン冬の朝
    ・一万円おろす師走のピン紙幣
    ・冬空や缶コーヒーを持つ軍手
    ・雪晴や管制塔の指示来る

  2. 続きとして感想を言わせていただくと
    か行さんの俳句は発想は良いと思います。六花と書いて「むつのはな」と呼び雪の傍題の季語です。
    下五「落つ」だと終止形となるため六花に繋がりません。
    更に言えば「手袋」も季語となるため季重なりとなります。
    手袋は冬の季語となるため、六花はやめて、想像の余白を残した方が良いと思います。

    ⇒白きもの黒手袋にひとひらり

    水流途さんの句は「や」と「かな」の併用は禁物です。
    ⇒玄関の枝葉に彩る雪白し ぐらいでいいと思います。

    伏見さんの句の「耳二対」が全然分かりません。「染まる」も俳句の世界では凡とされています。
    単純に「耳」だけで状況伝わると思います。
    ⇒冬の空青し耳たぶ赤かった

    風魔くんの嫁さんの句は恋愛だと思うので
    ⇒顔上げた二人肩寄す冬の恋

    そして、<莉穂さんの句は一番上手いです。ちゃんと俳句のメカニズムが分かっている句なので才能あります。>
    他の俳句も発想はいいですが私としてはスミマセン汗 お手上げです。

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