100年に一度の災いといわれるコロナ禍の中、
本学園の3号棟前では、
60年~100年に一度しか開花しないという
アガベ・ベネズエラが7月19日についに開花しました。
アガベ・ベネズエラは、メキシコ原産の多肉植物で
テキーラの原料となるリュウゼツランの一種です。
“1世紀に一度咲く花”ということで、
“センチュリーフラワー”の異名を持っています。
この開花は、国内では極めて珍しいそうです。
この前、竹の幹のようなツボミがニョキニョキと垂直に急伸。
「神秘的な花」を咲かせた後には枯れてしまうそうなので、
この伸び方は「命がけの生長」なのでしょう。
7月9日(金)から理科の八鍬先生が
タイムラプス(インターバル撮影動画)を設置しました。
それから10分ごとに「神秘的な花」への、
「命がけの生長」を記録してきました。
それが、ついに7月19日(月)に開花しました。
桜に喩えれば、まだまだ一分咲きの状況です。
これからどんどん花の数が増えて
最盛期には100近くの花が咲くといいます。
ぜひ、3号棟の前を通るときは
アガベのお花見をお楽しみください。