SDGsの授業がスタートします!

 
SDGs? どこかで聞いたことがあるんだけどな…
という方がたくさんいらっしゃると思います。

SDGsと書いて“エスディージーズ”と読みます。
これは、“Sustainable Deveropment Goals(サスティナブル ディベロップメント ゴールズ)”
の省略形で、“持続可能な開発目標”と日本語訳されています。
SDGs は、2015年、国際連合創設70周年を迎えた年に、
193の加盟国が全会一致で採択されした地球の未来をつくる文書
“我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンタ”で掲げられ、
2016年1月1日に正式発効しています。
その構成は、17の目標と169のターゲットからなり、
“誰一人取り残さない”をテーマに掲げています。

最近では、テレビや新聞、雑誌などでも取り上げられることが多く、
17色を配置した円形のバッヂをスーツの襟元に付けている人を
街中でよく見るようにもなってきました。

まだまだ、ビジネス的な捉えられ方をしているSDGsですが
2030年のゴールを視野に入れて考えると
現在、高校生である人たちの理解と行動が必要不可欠だと思います。
10年後に20代後半となる世代は、SDGsのけん引役となるからです。

そこで、積極的にSDGs教育に取り組んでいきたいと考えました。
“鉄は熱いうちに打て”と申します。
未来を担う世代に、このSDGsの真髄を身につけておいてほしいのです。
スクーリングは、まず、日本文化講座でスタートさせます。
日本文化、特に江戸時代の生活文化にはSDGsの概念に通じる
さまざまな要素がちりばめられています。
それらを紹介することで、私たちの根底に流れている
SDGsのDNAを再認識していきたいと考えています。
具体的には、江戸の庶民の生活や商店の活動を通じて
SDGsの精神を伝えていく予定です。

「もったいない」「おたがいさま」「おかげさま」…
私たちが日ごろ使う言葉の中にもSDGsの精神が込められている…
そういったことを再発見できるような授業をめざします。
実際のスクーリングの様子は随時レポートしてまいります。
どうか、ご期待ください。
  

キャリア「日本文化論」
日本文化を通して「SDGs」を学ぶ
2020.1/29・2/5・2/19・2/26


Author: koyodai-tsushin

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