新型コロナウイルス感染防止のためにマスクを着用しています
首(こうべ)垂れ実る夢見し早苗(さなえ)かな
みなさん、こんにちは。向陽台高校校長の和泉秀雄です。
いよいよ私たち向陽台高等学校も新型コロナウイルス感染拡大防止の
緊急事態宣言解除を受けて、6月1日(月)を以って学校を再開いたしました。
本格的なスクーリングの開始は、7月2日(木)を予定しています。
長い間、みなさんは、不安な日々を過ごされたことと思います。
今まで、ほんとうにご迷惑とご心配をおかけしました。
ここで改めて謝罪させていただくとともに
これからは希望に満ちた学校生活が過ごせるように
教職員一丸となって尽力していくことを誓わせていただきます。
さて、6月5日は、二十四節気の九番目「芒種」でした。
この頃は、稲などの長い茎(芒:〈のぎ〉ともいいます)のある
植物の種をまくのに適した時候だとされています。
この頃、茨木市内でも田園地帯などの
あちらこちらで田植えの風景を見ることができますね。
新型コロナウイルスの感染拡大防止を受けて
私たち向陽台高等学校も長きにわたる休校状態を
余儀なくされてきました。
みなさんも、とても不安な日々を送られていたことと思います。
私たち教職員にとっては、なんとも無念な日々が続いていました。
そのような中、先日の全国的な非常事態宣言の解除に伴い、
いよいよ本格的な学校再開にたどりつくことができました。
まさに、苗代から早苗を本田に植え代える時期を迎えた…
本格的なみなさんの成長期がやってきた、
といえるのではないでしょうか。
早苗たちは、さまざまな苦境を乗り越えて、
やがて首を垂れるほど、たわわに実ります。
その日を夢見て、どんどん成長してまいりましょう。
私たち向陽台高等学校の教職員は、
その成長に全力をもって、寄り添い支えてまいります。
「芒種」…さあ、いっしょに新しい種を蒔き、育てていきましょう!
向陽台高等学校 校長
和泉 秀雄