寄り添い支える教育の領域を拡大

みなさん、こんにちは。向陽台高校校長の和泉秀雄です。
新しい年を迎えて、気持ちも新たに明るい日々をお過ごしのことと思います。

ご存じのように、今年は東京オリンピック・パラリンピック開催の年。
多くの人たちが、高揚感を感じられていることでしょう。

思えば、我が向陽台高等学校が創立されたのは
前回の東京オリンピックが開催された1964年でした。
当時も、社会全体が前向きで行動的な空気に包まれていました。
あれから、55年……。その間、社会は大きく変化しました。

ネットの浸透、ICTの発展、AIの進化……。
社会は今、分進秒歩の勢いで変化を遂げています。
その変化に応じて、社会をつくる根幹である
教育にもイノベーションが求められているのではないでしょうか。

そんな中、我が向陽台高等学校も大きく変化をしなければなりません。
変化を恐れず挑戦できる学校、安全で安心できる学校、
地域に開かれた信頼される学校……。
このような学校像をめざして、我が校の特色である
寄り添い支える教育のスタンスをさらに拡大していきたいと考えています。

それには、自分のペースでの学びの充実と
“自他の個性を認め合い、自ら一歩前に進める人物”という
めざす生徒像に向いた発展的学びの展開が求められています。
これらを実現するために、双方向のコミュニケーションを可能にするEdTech、
持続可能な活動を生み出すSDGs、Webを使った情報発信力の増強などを
導入して変革を推し進めていきたいと考えています。

さらに、先ほども書いたように教育は社会づくりの根幹にあるものです。
さまざまな教育機関はもちろん、行政や企業とも連携する
“向陽台コンソーシアム”の発想を礎にして、活動を進めていきます。

夢は観るものではなく、つかむものだ

という言葉がありますが、2020年の年頭に描く夢を
近い将来、必ずや実現していきたいと思います。
これからも、いっしょに歩んでまいりましょう。

向陽台高等学校 校長 和泉 秀雄


Author: koyodai-tsushin

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