日本文化を通してSDGsを学ぶ①

2020年1月29日(水)の3限から4限にわたり、
日本文化論「日本文化を通してSDGsを学ぶ」の授業が行われました。
ほとんどの受講者が“SDGsという言葉は聞いたことがあるけれど、
内容についてはあまり知らない”ということもあり、
3限では、“アフリカにおける貧困や飢餓の状況”、“アマゾン流域やボルネオでの森林伐採の現実”、
“温暖化ガスによる気候変動や海水面上昇の事実”、“プラスチックゴミによる海洋汚染の実態”など、
地球が瀕している危機的状況について、映像とデータによる紹介が行われました。
地球の置かれている状態を把握することで、SDGsが採択された理由をよりよく理解できたようです。
さらに、日本文化とSDGsとの関りをより深く理解するために、SDGsの概要の解説がありました。
70周年を迎えた国連の総会で、193の加盟国の全会一致で採択されたこと。
正式名称は、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」とされていること。
SDGsは、Sustainable Development Goalsの省略形であること。
2001から2015年まで実施されていたMDGsの後継アジェンダであること。
17の目標と169のターゲットで構成されていること。といった概要を学びました。
4限は、17の目標と169のターゲットについてのより詳しい解説がありました。
例えば、目標2の「飢餓をゼロに」という目標には、持続可能な農業の育成が含まれている……など、
目標の言葉だけを見るのではなく、ターゲットの内容にまで踏み込んで
SDGsを理解することが大切だということを学んでいきました。
最後に、受講生と同世代の17歳の環境問題活動家グレダ・トゥンベリさんの
国連総会でのスピーチの様子を映像で観て、授業が締めくくられました。

授業の様子(17の目標の解説)

レポート課題では、「あなたが実現できそうなSDGsのゴールとその具体的な内容」と
「トゥンベリさんのスピーチについての感想」を書いてもらいました。
実現できそうなゴールについては、
17:パートナーシップで目標を達成しよう―
“家族や友達にSDGsの取り組みを知ってもらい自分達がどんな事ができるのか考える”、
“少しでも環境破壊を防ぐためにゴミの分別に気をかけてみる”、
“好き嫌いをなくして、食品廃棄を防ぐ”
などの身近にできるSDGs活動への意思が表明されていました。
中には、1:貧困をなくそう―について、“宝くじの当選金5万円をすべてユニセフに寄付した”
という受講生もいました。
トゥンベリさんのスピーチについては、“同世代の女の子が国連のような大舞台で
しっかり自分の意見を主張できるのはすごい”という意見がある一方、
“論調が厳しく批判に終始しているところが残念”といった声もありました。
受講生各人が冷静にスピーチを見ているようでした。
10年後の2030年にゴールを迎えるSDGs。
その推進には、現在、高校生である人たちの活動への理解や実践が大切になってきます。
まずは、興味を持って向き合っていくこと。
その姿勢づくりのひとつとして、このスクーリングはあと3回続けられます。


Author: koyodai-tsushin

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です